「毎月の電気代が急に高くなった」
「節電してるはずなのに電気代が高い気がする」
電気代に関するこのようなお悩みはありませんか?
家電の使い方や種類、生活スタイルの変更など、電気代が高くなる原因は様々です。
そこで今回は、電気代が高いときに考えられる原因と、電気代を安くするためにできる対策についてお伝えしていきますね。
今の電気代は平均より高い?
電気代が高い原因と対策の前に、電気代の平均についてお伝えします。
今のあなたの家庭の電気代は平均と比べてどのくらい高いか確認してみましょう。
世帯数 | ひと月の平均電気代 |
1人暮らし | 5,700円 |
2人家族 | 9,654円 |
3人家族 | 11,116円 |
4人家族 | 11,761円 |
5人家族 | 12,945円 |
6人以上 | 16,031円 |
出典元政府統制の窓口総合
いかがでしたか?
もし平均よりも明らかに電気代が高いようであれば、何かしらの原因があるはずです。
原因によっては対策することで高い電気代を下げることができますよ。
電気代が高い原因と対策
それでは、電気代が高い原因と対策を順番に見ていきましょう。
電気のムダ遣いが多い
電気のムダ遣いが多いと電気使用量が多くなるので電気代も高くなってしまいます。
とくに、以下の家電は消費電力が高いので注意が必要です。
- エアコン
- 洗濯乾燥機
- 食器洗い乾燥機
- 冷蔵庫
- 照明器具
これらの家電の節約術をお伝えしていくので、電気のムダ遣いに思い当たる方は確認してみましょう。
エアコンの節約術
- 冷房は26~28℃の温度設定にする
- 暖房は20~22℃の温度設定にする
- こまめにエアコンの電源を入れたり切ったりしない(基本は自動運転でつけっぱなし)
- 扇風機やストーブなどの冷暖房機も使う
- 定期的にフィルターの掃除をする
洗濯乾燥機の節約術
- できるだけ1度に入れる衣類をまとめる
- 乾燥機能を使用を控えて自然乾燥させる
- 電気代が安い時間帯に稼働させる
食器洗い乾燥機の節約術
- 乾燥機能は使わずに食器は自然乾燥させる
- 電気代が安い時間帯に食器をまとめて洗う
冷蔵庫の節約術
- 冬場は温度設定を「強」から「中」にする
- 省エネモードがある冷蔵室であれば、省エネモードを利用する
- 冷蔵庫と周りの壁は一定の距離をとる
- 何度も冷蔵庫の開け閉めをしない
テレビの節約術
- 画面の明るさを下げる
- 電源を切るときは主電源を切る
家電の節約術についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
電気代の節約術20選!契約内容と家電の見直しで電気代は安くなる。
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季節が夏冬
夏冬の季節だけ電気代が高い場合、原因としてエアコンの使用が考えられます。
すでにお伝えしていますが、エアコンの消費電力はとても高いのです。
エアコンなしの生活はさすがに難しいと思うので、以下のような節約を意識することで夏冬の高い電気代を下げていきましょう。
- 冷房は26~28℃の温度設定にする
- 暖房は20~22℃の温度設定にする
- こまめにエアコンの電源を入れたり切ったりしない(基本は自動運転でつけっぱなし)
- 扇風機やストーブなどの冷暖房機も使う
- 定期的にフィルターの掃除をする
使っている家電や照明が古い
家の中の家電や照明が何十年も前のものばかりだと、一般よりも電気代が高くなることがあります。
古い家電は省エネ設計されていなかったりで、新しい家電に比べて消費電力が高いからです。
なので、家電を新型に買い替えたり、照明をLEDにするなどで電気代が安くなることがありますよ。
一例として、10年以上前の冷蔵庫を新しい冷蔵庫に買い替えたら、年間の電気代が約8,000円も安くなった例があります。
買い替えとなると初期費用がかかってしまうので、お金に余裕があるタイミングに家電の買い替えを検討してみてはどうでしょうか。
生活スタイルが変わった
「仕事がリモートワークになって家にいる時間が増えた」など、生活スタイルの変更もよくある電気代が高くなる原因です。
家にいる時間が増えれば電気もよく使うので電気代は高くなります。
できる対策として、今契約している電力会社のプランの見直しがあります。
今の生活スタイルにあった適切なプランを選ぶことができれば、電気代がひと目でわかるほど安くなることがありますよ。
契約アンペア数がムダに大きい
電力会社のプランによっては、電気の基本料金(最低料金)が契約しているアンペア数によって決まります。
アンペア契約をしている場合、契約数と同じ容量のブレーカー(アンペアブレーカー)が宅内に以下のように設置されています。
契約アンペア数が大きいほど、一度に多くの電気を使ってもブレーカーが落ちにくくなり、その代わりに基本料金が高くなるという仕組みです。
ここで問題なのは、20Aの契約で十分なのに、40Aのような大きすぎる契約をしていることです。
アンペア数が20も差があると、ひと月で500~600円ほど基本料金に差が出ることもめずらしくありません。
なので、電気代が高いと感じる方は、契約している電力会社のホームページなどを見ながら今の契約アンペア数が適切か確認してみましょう。
もし契約アンペア数が大きすぎるようなら、小さくする変更手続きをしましょう。
契約アンペア数を小さくしすぎると、頻繁にアンペアブレーカーが落ちてしまって生活に支障が出るので注意しましょう。
ガスの使用量が増えた
オール電化の家庭の場合、電気だけでなくガスの使用量が増えても電気代が高くなります。
オール電化なら、電気に加えてガスの節約も意識してみましょう。
また、電力会社によってはオール電化向けの安いプランもあるので、一度プランの見直しをしてみるのもいいですよ。
電気料金の単価が上がった
電気料金の単価は上がったり下がったりを定期的に繰り返しています。
なので、電気代が高いと感じたときは単価が上がった時期という可能性があります。
電気料金の単価は明細書を見ればわかるので、過去と最近の明細書を見て単価を比較してみましょう。
電気代を安くするなら契約する電力会社の変更もおすすめ
今よりもっと電気代を安くしたいのであれば、契約する電力会社を変更するのもおすすめです。
2016年4月から始まった電力自由化によってたくさんの電力会社が立ち上がり、私たちはその数ある電力会社の中から自由に選べるようになったのです。
ご家庭や状況にもよりますが、契約する電力会社を変更すると、毎月の電気代が1,000円~2,000円安くなることもありますよ。
電力会社の変更に興味がある方は、インターネット検索などで電力会社を調べてみるといいでしょう。
ですが、電力会社は今ではたくさんあるので、自分にピッタリの電力会社を自力で見つけるのは難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのが「エネチェンジ」を利用することです。
エネチェンジでは、お住まいの地域と現在の電気の使用状況を入力するだけで、最適な電力会社とプランを教えてもらうことができますよ。
まとめ
電気代が高い場合、何らかの原因があります。
今回は電気代が高いときに考えられる原因をお伝えしましたので、当てはまることはないか確認し、必要に応じて対策してみてくださいね。
また、電気代を根本的に安くしたいなら、契約する電力会社を変更を検討するのもおすすめですよ。
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