「Amazonと楽天のどっちがお得で安いの?」
「Amazonと楽天のどっちが使いやすくてサービスがいいの?」
ネットショッピングのさい、こんな疑問を感じることはありませんか?
大手通販サイトのAmazonと楽天市場は比べられやすく、どちらで買い物すべきか迷う方は多いようですね。
結論から言うと、Amazonと楽天にはそれぞれメリットがあるため、目的によって使い分けるのがおすすめです。
今回は、Amazonと楽天の価格差やサービスなど、それぞれの特徴を徹底比較していくので参考にしてみてください。
Amazonと楽天市場の価格比較
「どこが一番安いのか」ということは通販サイトを選ぶときにまず気になりますよね。
Amazonと楽天のどっちが安いかを検証するために、同商品の価格比較をしてみました。
シャープ プラズマクラスター7000 加湿空気清浄機 KC-30T7 |
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Amazon | 楽天 |
16,300円 | 16,300円 |
東芝 43V型 液晶テレビ レグザ 43C350X |
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Amazon | 楽天 |
65,155円 | 67,800円 |
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) |
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Amazon | 楽天 |
32,970円 | 32,970円 |
Apple MacBook Air MGND3J/A |
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Amazon | 楽天 |
115,280円 | 117,700円 |
ビオレu 泡ハンドソープ つめかえ用(1500ml) |
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Amazon | 楽天 |
1,030円 | 980円 |
い・ろ・は・す ラベルレス(560ml×24本) |
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Amazon | 楽天 |
1,845円 | 1,963円 |
日清食品 焼そばU.F.O.(128gx12個) |
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Amazon | 楽天 |
1,648円 | 1,921円 |
厳選した7商品で比較対決をした結果、4勝1負2分でAmazonのほうが安いという結果になりました。
決してAmazonが安い商品を優先して選んだわけでなく、全体的に見て回ってもAmazonのほうが安い傾向にありましたね。
販売されている商品の価格だけ見るとAmazonが優秀といえそうです。
ただし、これからお伝えしていきますが、貯まるポイントやサービスを含めると楽天のほうが安くなることも珍しくありません。
Amazonの特徴
Amazonは自社の倉庫を持って商品の管理・販売をおこなっており、スーパーマーケットのイメージに近い通販サイトです。
Amazonを利用するメリットやデメリットを見ていきましょう。
Amazonのメリット
販売商品が圧倒的
Amazonでは非常に莫大な数の商品が販売されており、買えないものはないと言ってもいいほどです。
楽天と比較すると、家電やオフィス用品、電子書籍などはAmazonのほうが充実している印象ですね。
商品が届くのが早い
Amazonは自社管理のため商品の発送が早く、注文してから2~3日もあれば届くことが多いです。
Amazonプライム会員であれば、翌日にはだいたい届く「お急ぎ便」が利用できるのがいいですね。
送料がわかりやすくて無料にもしやすい
楽天と違い、Amazonはどの商品も送料が2,000円未満なら410円(一部地域は450円)と決まっているのでわかりやすいです。
また、Amazonプライム会員なら送料無料になるので、送料を気にせず買い物ができますよ。
Amazonプライム会員の特典が豪華
Amazonにはプライム会員というサービスがあり、様々な豪華な特典を利用することができます。
特典にはすでにご紹介済みの「お急ぎ便が利用できる」「送料が無料になる」のほかに、以下のようなものがあります。
- 動画見放題サービス「Amazonプライムビデオ」が利用できる
- 200万曲以上が聴き放題「Amazonプライムミュージック」が利用できる
- 1,000以上の電子書籍が読み放題「Amazonプライムリーディング」が利用できる
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商品によっては定期便が利用できる
Amazonには「定期おトク便」というシステムがあり、特定の商品は定期購入することで5~15%の割引が適用されてお得です。
何度も買う日用品を定期おトク便で買い続ければ、かなりのお金が浮くようになるでしょう。
サイトデザインが見やすい
Amazonはどの商品でも同じサイトデザインのため統一感があり、非常に見やすくなっています。
また、同商品が一つの画面にいくつも表示されたりしないので、目的の商品の選択で迷うことも少ないですね。
レビューの信頼度が高い
Amazonに投稿されている商品レビューは全体的に信頼できるものが多い印象です。
おそらく、Amazonが「購入後のレビュー投稿でプレゼントがもらえます」といったキャンペーンを積極的にしていないため、適当なレビューをする人が少ないからだと思われます。
安全性が高い
Amazonは個人情報が暗号化されるシステムを採用しているため安全性が高く、安心して買い物をすることができます。
また、もし注文した商品に問題があった場合、アカウント画面から簡単に返品や交換の手続きができるのもいいですね。
Amazonのデメリット
ポイントが貯まりにくい
Amazonで買い物すると貯まるAmazonポイントは、他のポイントに比べて貯まりにくいのが欠点です。
Amazon内でポイントが還元される商品は一部のみであり、還元率も多くは1%と低いのが貯まりにくい理由ですね。
プライム会員特典の利用は有料である
「送料が無条件で無料」「動画が見放題で視聴可能」など、Amazonプライム会員のお得な特典は年会費4,900円(もしくは月500円)で利用できるようになります。
プライム会員は多くの人にとってコスパのよいサービスなのですが、ほとんどAmazonを使わないなど、人によってはプライム会員の年会費が割高になってしまうことがあります。
楽天市場の特徴
楽天市場は、楽天自身が商品の販売や管理をしているわけではありません。
実際に販売や管理をするのは、楽天という場を借りて出店している各お店です。
商店街をイメージすると楽天市場がどんな通販サイトかわかりやすいと思います。
楽天を利用するメリットやデメリットを見ていきましょう。
楽天市場のメリット
ポイントが貯まりやすい
楽天の最大のメリットはポイントが圧倒的に貯まりやすいことですね。
楽天ではどの商品を買っても楽天ポイントが貯まります。
基本ポイント還元率は1%ですが、楽天には以下の例のように、楽天のサービスを併用することで還元率が最大15倍までアップするSPUというシステムがあります。
- 楽天カードを使って買い物をする…+2倍
- 楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にする…+1倍
- 楽天モバイルを契約する…+1倍
このように、楽天ではポイントが貯まりやすくなっており、ポイントを入れると結果的にAmazonよりお得に買い物できることも珍しくありませんよ。
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ポイントの使い勝手がよい
貯まった楽天ポイントは楽天で使えるのはもちろん、マクドナルドやすき家といったリアル店舗でも使うことができます。
AmazonポイントはAmazonでしか使えないので、楽天ポイントのほうが使いやすいポイントといえるでしょう。
販売商品が圧倒的
楽天でもAmazonに負けないぐらいたくさんの商品が販売されており、特殊なもの以外なら何でも買えるでしょう。
Amazonと比較すると、ファッションや食品のジャンルは楽天のほうが充実している印象ですね。
ふるさと納税ができる
楽天はふるさと納税をおこなっており、楽天で買物する感覚でふるさと納税ができます。
楽天ふるさと納税では楽天ポイントが貯まるし使えるので、楽天ユーザーならよりお得にふるさと納税ができますよ。
安全性が高い
Amazonと同じく、楽天も個人情報が暗号化されるシステムを採用しているため安全性が高いですね。
楽天には出店中のショップは情報セキュリティー試験に合格しており、買い物でなにかトラブルがあったときの補償サービスもあるので安心です。
楽天市場のデメリット
送料がかかりやすい
全体的に見ると、楽天には送料がかかる商品が結構あります。
また、送料はショップによって異なり、550円のものや1,100円のものがあるので少しややこしいです。
商品が届くのが遅い
楽天の商品の発送はそれぞれのショップがおこなうため、商品が発送されるまでの日数は注文したショップによって違ってきます。
早く発送してくれるショップもありますが、発送まで1週間かかるところもあるので、平均するとAmazonで買うよりも商品が届くのが遅い印象ですね。
レビューの信頼度が低い
Amazonに比べると、楽天に投稿されている商品レビューは信頼できないものが目立つ印象がありますね。
楽天の出店しているお店が「購入後のレビュー投稿でプレゼントがもらえます」といったキャンペーンを積極的にしているため、適当なレビューを投稿する人も増えたことが予想されます。
サイトデザインが見にくい
楽天は画像や文字で埋め尽くされたサイトデザインをしており、全体的にごちゃごちゃしていて必要な情報がわかりにくいです。
この楽天のデザインを「情報がたくさんあって見ていて楽しい」と好む方もいますが、一般的に楽天のサイトデザインは見にくいと評価されることが多いです。
Amazonと楽天の比較まとめ
Amazonと楽天の比較をしやすいように一覧表にまとめてみました。
Amazon | 楽天 | |
価格 | ◎ | ○ |
商品の品ぞろえ | ◎ 家電、オフィス用品、電子書籍がとくに充実 |
◎ ファッション、食品がとくに充実 |
送料のかかりにくさ | ○ | △ |
商品の到着スピード | ○ | △ |
サイトの見やすさ | ◎ | △ |
ポイントの貯まりやすさ | △ | ◎ |
安全性 | ◎ | ◎ |
その他の特徴 | ・「送料が無条件で無料」「動画が見放題」など、豪華な特典が受けられる会員サービスあり | ・ふるさと納税ができる |
公式サイトURL | こちらをクリック | こちらをクリック |
Amazonと楽天の利用者数
Amazonと楽天の利用者はそれぞれどれぐらいなのか気になったので調べてみました。
2020年4月の調査データによると、Amazonが約5,253万人、楽天が5,138万人でした。
ちなみに、利用者を性別で分けると、Amazonは男性が多く、楽天は女性が多いことがわかりました。
結局はAmazonと楽天のどっちがいいか?
結局のところ、Amazonと楽天のどっちを利用するのがいいのでしょうか?
僕なりの答えですが、Amazonと楽天のそれぞれにメリットがあるので、両方を使い分けるのが理想だと思っています。
僕のAmazonと楽天の使い分け方をご紹介していきますのでよければ参考にしてみてください。
買いたい商品が決まっているとき
Amazonと楽天のそれぞれで商品を検索し、「商品」+「送料」-「還元ポイント」の合計を見て安いほうで購入します。
商品を早く届けてほしいとき
Amazonを優先的に利用します。
プライム会員なら、お急ぎ便が使えるAmazonでほぼ決まりです。
目的に合った商品をいろいろ探したいとき
家電、オフィス用品、電子書籍のジャンルならAmazonでまず探してみます。
ファッション、食品のジャンルなら楽天でまず探してみます。
気に入った商品が見つかり、その商品がAmazonと楽天でも販売されている場合、「商品」+「送料」-「還元ポイント」の合計を見て安いほうで購入します。
どちらか一方のみを選ぶならAmazon
もし仮に、Amazonと楽天のどちからのみを選ぶとなった場合、僕はAmazonを選びます。
Amazonは商品が安いことが多いうえ、プライム会員の存在が大きいですね。
プライム会員だと無条件で送料が無料ですし、お急ぎ便や日時指定もできて便利です。
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まとめ
今回はAmazonと楽天の徹底比較をおこないました。
「商品が安くてプライム会員特典が魅力のAmazon」「ポイントが貯まりやすい楽天」といったように、どっちのサイトにもいいところがあります。
できるならそれぞれを使い分け、毎回お得で安い方を選んで買い物するのがいいですね。
もしどっちかのみを選ぶなら、プライム会員に入会してのAmazonをおすすめします。
この記事がお役に立ち、あなたの通販ライフが充実することを応援しています。
ほかの通販サイトも要チェック!
通販サイトといえばAmazonと楽天ばかり注目されがちですが、ほかにも魅力的な通販サイトはたくさんあります。
例をあげると、Yahoo!ショッピングはTポイントやPayPayボーナスが貯まりやすいお得なサイトです。
こちらの記事ではおすすめの通販サイトをまとめているのでぜひチェックしてみてください。
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