「ガソリン代の出費を減らしたい!」
車をよく運転する方であれば1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
ガソリン代は、ちょっとした心がけや知識があるだけで、出費が減ったのが実感できるほど節約が可能です。
この記事では、ガソリン代の節約方法をまとめてご紹介していくのでぜひ参考にしてみてくださいね。
運転の見直しによるガソリン節約方法
急発進や急停車をしない
車が発進するときはエンジンに大きな負担がかかり、ガソリンの消費も大きくなります。
とくに注意しなければならないのが、アクセルを大きく踏み込んで「ブオォォォー」と音を立てる急発進です。
この急発進はガソリン消費が激しく、通常の発進時の2~3倍ものガソリンを食ってしまうことがあります。
ガソリンの節約のことを考えるなら、できるだけ急発進をしない運転を心がけるようにしましょう。
具体的には以下の手順を踏んで発進するといいですよ。
- アクセルを踏まなくても発進するクリープ現象で発進しだす
- アクセルをゆっくり踏みながら少しずつスピードを上げていく
また、急発進ほどではないですが、急ブレーキによる急停車も燃費によくありません。
停車時は余裕を持ち、アクセルを離したときにかかるエンジンブレーキをうまく活用するといいでしょう。
燃費のいい速度を意識する
エンジンの構造上、車には燃費がいいとされている速度があります。
その燃費のいい速度は時速50~80kmです。
車を走らせるとき、余裕があれば時速50~80kmで走り続けられるルートを模索してみるといいでしょう。
時速100km以上での走行にもなると、車の空気抵抗が大きくなってしまって燃費が悪くなります。
信号のない高速道路での走行は燃費に優れていますが、時速100km以上の走行自体は燃費によくないことを覚えておくといいでしょう。
アイドリングをひかえる
エンジンが稼働したまま停車している状態のアイドリングはガソリンの浪費のもとです。
10分間のアイドリングで0.2リットルのガソリンを消費するとされています。
そのため、アイドリングの時間を1時間減らすと1.2リットルのガソリンを節約することができますよ。
慣れないうちは手間に感じると思いますが、ガソリン代の節約をするなら無意味なアイドリングをひかえるクセを身につけるのがいいでしょう。
ただし、ちょっとした信号待ちなど、10秒未満のアイドリングストップは逆に燃費が上がってしまうことが多いので注意しましょう。
カーエアコンを必要以上に使わない
カーエアコンも燃費に影響をあたえています。
とくに車のコンプレッサーを動作させる冷房はガソリン消費が激しく、走行時の10%以上のガソリンを食うとされています。
暖房はエンジンの排気熱を主に利用しているため、実は燃費にほぼ影響していません。
冷房による燃費をおさえるためには、冷房使用時間を減らすのが効果的です。
家庭エアコンと違い、カーエアコンは設定温度による燃費がほぼ変わらないので、使用時間をいかにして減らすかがポイントになります。
具体的には、車内を冷やしたいときは、「最大パワー設定の冷房で短時間で冷やし、十分に冷えたら冷房を消す」の繰り返しがいいでしょう。
ガソリンを安く給油する方法
ガソリン単価が安いスタンドで給油する
ガソリンを安く給油する基本は、ガソリン単価が安いスタンドで給油することです。
近所同士にも関わらず、スタンドによってガソリン単価に結構な差があることもめずらしくありません。
帰り道や近所にガソリンスタンドがいくつかあるなら、ガソリン単価をチェックし、単価が安いところで給油するといいでしょう。
ガソリン単価の安いスタンドを探すときは、「gogo.gs」というサイトを利用するのもおすすめですよ。
セルフのガソリンスタンドで給油する
セルフのスタンドに比べ、人件費のかかる有人のスタンドはガソリン単価が高く設定されています。
すでに意識している方も多いかもしれませんが、節約するならセルフのスタンドをメインに利用するのがいいでしょう。
クレジットカードで決済する
ガソリン代をクレジットカードで決済するとポイントが貯まってお得です。
また、クレジットカードの中にはガソリン代を割引してくれるカードがあるので積極的に活用するのがおすすめです。
僕はガソリンはエネオスで給油し、決済はシナジーカード(現在はエネオスカード)でおこなっています。
シナジーカードの利用でガソリン単価が最低でも1円安くなり、カードの利用金額に応じて最大7円も安くなります。
また、ピッとかざすだけで決済ができて便利な「エネキー」を申し込んで決済すればプラス2円の割引が適用されますよ。
エネオスでは割引券が配布されていることがあるので、こちらもぜひ有効に活用させてもらいましょう。
車の燃費パフォーマンスを上げる方法
適正なタイヤの空気圧を維持する
タイヤの空気が減った自転車に乗り、こぐのに余計な力が必要になって苦労した経験はありませんか?
車も同じく、タイヤの空気圧が減っていると車への負担が増えてしまって燃費も悪くなってしまいます。
最低でも3ヶ月に1回はタイヤの空気圧をチェックし、適正な空気圧で走行することを心がけましょう。
定期的にエンジンオイルを交換する
交換していない汚れたエンジンオイルでの走行も燃費に悪影響をあたえます。
汚れたエンジンオイルはエンジンにかかる負荷が大きくなる原因となり、燃費が悪くなってしまうのです。
「1年の走行」もしくは「15,000kmの走行」がエンジンオイルを変えるタイミングの目安です。(ターボ車は「6ヶ月の走行」もしくは「5,000kmの走行」。)
燃費パフォーマンスを上げるために、タイミングが来たらエンジンオイルを交換するようにしましょう。
余分な荷物をおろして車体を軽くする
車体の総重量が重いとにかかる負担が大きくなり、ガソリンも余計に食うことになってしまいます。
そのため、ゴルフバッグやベビーカーなど、重いものの積みっぱなしは燃費の面で損をしてしまうことになりかねません。
面倒くさい気持ちはわかりますが、ガソリン代の節約のことを考えるのであれば、余分な荷物を車に積みっぱなしにしないようにしましょう。
ガソリンを満タンまで給油しない
先ほど、燃費向上には車体を軽くすることが効果的であることをお伝えしました。
そして、同じ理由により、ガソリンを満タンまで給油しないことも燃費向上につながることがあります。
レギュラーガソリンは1リットルあたり0.75kgもあるので、タンク容量が40リットルの車の場合、満タンまで給油するとガソリンだけで30リットルもの重量になってしまいます。
車体をできるだけ軽くして燃費パフォーマンスを上げたいなら、給油は半分までにするなどを心がけてみてはどうででしょうか。
ただし、ガソリンを満タンまで給油せずにいるとスタンドで給油する頻度が多くなってしまうデメリットがあることを覚えておきましょう。
その他のガソリン節約方法
エコカーを購入する
ハイブリッドカーや電気自動車といったエコカーは燃費がよく、一般のガソリン車に比べてガソリン代がかかりません。
エコカーは車自体が高いので多額な初期費用がかかりますが、長い目で見れば大きな節約が見込めるでしょう。
もし車の乗り換えを考えるタイミングが来たら、エコカーの乗り換えを検討してみるといいかもしれませんね。
車の所有自体を見直す
そもそもの話になりますが、車を持っていなければガソリン代は発生しなくなります。
それに、ガソリン代どころか保険や税金などの維持費もかからなくなります。
田舎に住んでいるなどの家庭であれば車は必須かもしれません。
しかし、都心に住まいなどの家庭であれば、「車は持たずに車が必要になったらレンタカーやタクシーを利用する」といった生活で十分であり、出費も安くつくことが多いです。
車関連の節約を考えるときは、「本当に車を持つ必要があるか?」を考えてみてはどうでしょうか。
まとめ
今回はガソリン代の節約につながる方法についてまとめてご紹介してきました。
急に全部を実践するのは難しいかもしれませんので、まずはできそうなことから始めてみてくださいね。
ちょっとしたことでも積み重ねていけば大きな金額となり、生活を楽にすることが可能になりますよ。
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